京都に暮らし、30年以上にわたり古都の風景や各地の四季の景色を追い求め、精緻な技法で風景を描き続け、一昨年、惜しまれつつ亡くなられた洋画家・本松進一氏の回顧展です。雅やかな京都の春、紅葉に包まれた奈良の古寺...。日本人の心の原風景を慈しむように描かれた作品約２５点を展覧いたします。

このたび大丸京都店では4年ぶり2回目となる古屋麻里奈個展を開催いたします。琳派以降の装飾性豊かな日本の伝統美と、現代的なポップカルチャーを融合した作風で人気を博す若手女流画家・古屋麻里奈。本展では「吉祥絢爛（きっしょうけんらん）」と題し、縁起の良い吉祥文様の柄をさまざまな動物たちにあしらった新作を中心に二十余点をご紹介いたします。

作家来場予定：2月10日(土)、11日(日・祝)　各日13時～17時

【古屋 麻里奈（Furuya Marina）】
1988年　神奈川県横浜市生まれ
2008年　日本画家 鈴木強に師事
2012年　世界絵画大賞展 入選（2013 東京都美術館）
2014年　月刊アートコレクターズ 11月号「やっぱり日本画が好き特集」掲載
2016年　au スマートパス Android きせかえ「Goldfish-Japanese style- ／古屋麻里奈」
2022年　月刊アートコレクターズ 2月号「完売作家特集」掲載

日本の代表的な銅版画家3人を紹介する本格的な版画展です。銅版画は銅の板を彫ったり引っかいたり腐食して作る凹版です。3人の「黒」の世界を通して銅版画の魅力をご紹介します。

●長谷川潔(1891年12月9日-1980年12月13日)横浜生まれ。
フランスで彫刻銅版や腐食銅版画の名手となり、とりわけマニエル-ノワール(メゾチント)の巨匠。

●駒井哲郎(1920年6月14日-1976年11月20日)東京日本橋生まれ。
戦後腐食銅版画の巨匠。資生堂福原コレクションで有名。多摩美術大学、東京芸術大学教授。

●中林忠良(1937年9月17日-)品川生まれ。
前日本版画協会理事長、現日本美術家連盟理事長。「すべて腐らないものはない」が創作信条。東京芸術大学名誉教授。

光と影の詩人、藤城清治氏の作品は心の中に幸せをよび、感動と希望を伝えてくれます。孤高の影絵作家として新しい活動の場に挑戦し続け、幅広いテーマで制作した影絵作品は、「光と影の祈りの芸術」の世界を作り上げています。本展では、今までに制作された代表作の影絵を版画にして展示販売いたします。この機会にぜひご高覧ください。

京都市立芸術大学美術研究科修士課程修了
まっすぐ無垢な瞳の子供や、毛並みモフモフの動物をおおらかなタッチで描きます。
関西を中心に精力的に活躍中。魅力いっぱいの作品をご覧ください。

昭和47年愛知県に生まれる
平成９年名古屋大学大学院工学研究科修了司法書士・土地家屋調査士などの職を経て作陶の世界へ。美しい焼物をひたすらに追い求めています。

1995年 中国生まれ
2017年 北京工業大学芸術デザイン学院　工芸美術科　修了
2021年 京都市立芸術大学院漆工修士課程　修了
2021年〜 京都市立芸術大学院漆工博士課程　在籍中
2022年〜2023年 国際ロータリー米山奨学生

緑と赤、対比する矛盾をテーマにした平面作品、立体作品をご覧くださいませ。

1970年愛知県生まれ
1993年名古屋芸術大学絵画科日本画卒業
現代的な感覚で描かれる椿の花。この季節にふさわしい、裏彩色など技法にもこだわった作品をご高覧ください。