大丸京都店 ART INFORMATION ARCHIVE
■2023年 10月
美術画廊
~吉兆の光~
北澤龍展
■2023年9月27日(水)→10月3日(火)
日本美術院を中心に活躍中の北澤龍。古典的日本画の持つ品格を大切に、伝統的なモチーフを大胆な構図に緻密な部分描写で描きます。
今展では和紙に箔、岩絵の具により描いた新作30余点を展観いたします。
1987年 東京都生まれ
2013年 東京藝術大学絵画科日本画専攻 卒業
2015年 東京藝術大学美術研究科絵画専攻日本画領域修了
現在 日本美術院院友、日本美術家連盟会員
還暦記念 歸來窯
佐々木虚室 茶陶展
■2023年10月4日(水)→10日(火)
御挨拶「帰去来」
曾祖父・吉之助が窯を開いてから百十余年、「甲辰」のとしに生を受け、当窯四代目となった私もいよいよ還暦を迎えることになりました。
この度、大丸京都店様の御厚意で「還暦記念 帰来窯 佐々木虚室茶陶展」を開催させていただくこととなりました。
桜は薄紅色に咲き誇り 薫風にホトトギスがさえずり 蛍が乱舞する
庭の紅葉は錦に染まり 夜空にひびく鹿の声 そして寂とした雪景色
そんな京都の山里の工房で、四季折々の感性につつまれ、そして百十余年の歴史に想いを馳せ、三十八年間創作してまいりました。
ご来場賜り、山里の茶陶を体感していただければ幸いです。
江副拓郎展 追想
塩田武士『存在のすべてを』発刊記念 挿絵特集
■2023年10月11日(水)→17日(火)
京都生まれ。江副拓郎先生は鉛筆のみで独自のリアリズムの中に、幻想世界を融和させ江副ノワールを描き出しています。
本展では週刊朝日誌で、令和4年3月から令和5年5月まで、人気社会派作家·塩田武士先生の『存在のすべてを』(旧題 未到のしずけさ)に、江副拓郎先生が担当した挿絵の中より代表的な作品を展観いたします。
また京都を取材した情感豊かな新作人物画も、ぜひこの機会にお楽しみいただきますようご案内申しあげます。
篠原希 作陶展
■2023年10月18日(水)→24日(火)
焼締の最大の魅力は、信楽の胎土の質感、風合いに加えて、火色やビードロ釉、焦げといった炎と灰が生み出す味わい深い景色です。
自然の力と独自の造形感覚が生み出す篠原希先生の焼締表現をぜひご堪能ください。
奥村美佳日本画展
―寄港地―
■2023年10月25日(水)→31日(火)
桃源郷をテーマに制作を続けてこられた奥村氏。
今展では昨今のコロナで取材にも制限がある中、今まで歩いてきた場所を桃源郷への―寄港地―として再度見つめなおし理想郷へ新たな道標として制作されました。
平和への希求と憧憬が込められた新作をぜひご高覧くださいませ。
アートサロン
ESPACE KYOTO
陶と染めの双美展
上坂妙(善妙)×藤本最慶
■2023年9月27日(水)→10月3日(火)
京焼・清水焼 上坂妙(雅号 善妙)の慎ましくも優美な器、上坂氏の〝白菊〟に共鳴して染匠あめや藤本 藤本最慶が心を尽くして作り上げた装いの美。二人の織り成す調和の美をご堪能ください。
XINs 蔡詠欣 版画展
夢の中で暮らす
■2023年10月4日(水)→10日(火)
XINs(シンス) 蔡詠欣(サイヨンシン)版画展「夢の中で暮らす」
※XINs(シンス)はニックネーム 氏名は蔡詠欣(サイヨンシン)
你好!台湾で木版画やクレヨン画で毎日こころに浮かんだいろんなことを描いています。
うれしい色、たのしい色、ふしぎな色。ぜひご覧ください。
XINs 蔡詠欣
北浩二・光華みつ子・松本貴子
三人展
■2023年10月11日(水)→17日(火)
目の前にあるものと向き合い、質感や温度までも捉えようとする細密な表現。
気品ある花の佇まいを心を込めて。写実的に描かれる寓話のような夢想の世界。
作家それぞれの世界をご覧いただきます。
竹村健の世界
■2023年10月18日(水)→24日(火)
待ちに待った京都での個展がやって来ました。嬉しい限りでございます。
この先如何に自らと向き合って、何を制作してゆくのか。与えられている時間を最大限輝かせて、そして楽しんで参ります。
皆様との再会、お出会いを心より楽しみにしております。
竹村 健
山下孝治展
−MUZORASICA KISSHO−
■2023年10月25日(水)→31日(火)
吉祥をテーマに日本画の技法で描かれた、かわいさ抜群の作品を展覧いたします。
愛らしく描かれた神仏や干支の動物たちが皆様のご来場をお待ちしております。