思わず二度見&ひと目惚れ! 道具フリークの審美眼をうならせた動物の正体は?
暮らしのいい道具 〜プロが見立てた道具で、もっと暮らし上手に〜
フードコーディネーターという職業柄、器ツウ&道具フリークであり、鋭い審美眼をもつ原敬子さんが、心を奪われてしまった小さな動物たち。その正体は、レザーのポーチやペンケースです。つい撫でたくなるような愛嬌ある佇まいは、頭やおしりの丸み、耳の長さや角度など細部まで工夫を凝らし、丁寧に作られているからこそ。作り手の愛と情熱、技術の高さがひしひしと伝わってきます。
〈マザーハウス〉
ワンチャン ペンケース、パンダ ポーチ 各税込7,700円
ワンチャン マルチケース 税込5,500円
うさぎ ミニポーチ 税込6,600円
■3階 ヤングアダルトファッション
海の仲間たちも芸がこまかい!
ウロコのステッチ、甲羅の立体感など、きめこまやか。そして、手が込んでいるのは見た目だけではありません。カメさんのケースは取り出し口が大きく開きつつも中身がこぼれにくい設計であったり、くじらのポーチは内ポケットやストラップが付いていたり、使い勝手の面でもかゆいところに手が。あれこれ集めて、バッグの中やデスクの上を動物園や水族館にしたくなります♪
〈マザーハウス〉
くじら ポーチ 税込8,800円
おさかな ペンケース、かめさん マルチケース 各税込5,500円
こざかな キーケース 税込4,400円
■3階 ヤングアダルトファッション
2021年の干支で縁起よく
丑(うし)にちなんだ新作が登場! 輪郭といい頭の角や耳といい、思わずニンマリ、誰かに見せびらかしたくなる可愛さと完成度です。キーケースは鍵が2本つけられ、トレイは名刺大のカードがおさまります。
〈マザーハウス〉
うしさん キーケース 税込6,050円
うしさん マルチトレイ 各税込6,600円
■3階 ヤングアダルトファッション
誇り高いクオリティーを途上国から
可愛い動物たちの生まれ故郷は、バングラデシュ。マザーハウスは2006年、代表兼デザイナーの山口絵理子氏によって設立され、「途上国から世界に通用するブランドをつくる」を理念に、現地の素材や技術を生かしたモノづくりに取り組んでいます。途上国で生産したというと、"支援"感覚で買い物するイメージを抱く人もいるかもしれません。しかし、マザーハウスが目指すのは"モノのチカラ"で買ってもらうこと。現在、6つの国でバッグやジュエリー、洋服などを生産し、2019年にはインドの手紡ぎ手織り生地を用いたアパレルブランド、E.(イードット)も誕生しました。
"Fabric of Freedom"―自由をまとう
E.(イードット)で使われている手紡ぎ手織り生地 カディは、インド独立の歴史を担ったことから"Fabric of Freedom"と呼ばれています。途上国と先進国というカテゴリーや常識の壁を超えた、新しい可能性を象徴するかのよう。しなやかで温かみのある風合いは、着る人を選ばず、その人らしさを自由に表現できる包容力を感じます。
〈E.(イードット)〉
シャツ (左):税込17,600円
シャツ (中):税込18,700円
シャツ (右):税込15,400円
■3階 ヤングアダルトファッション
小さなレザーアイテムにも一枚のシャツにも秘められた、モノづくりの哲学。大丸京都店3階には、マザーハウスとE.(イードット)のショップが並んでいます。原さんはここを通るたび、そのオーラに引かれ、つい足を止めてしまうそうです。
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【フードコーディネーター】原 敬子
京都在住。フードコーディネーターとして書籍・雑誌、CMの料理スタイリング、各種出版物の企画・スタイリングを手がける日々をおくる。伝統の良さを学び、丁寧に暮らすことをテーマに和の世界を邁進中。