みずみずしい質感と香りにうっとり、フラワーアーティストの手と心をうるおす美容液
わたしの愛用品 〜使って実感、ほんとにいいもの愛しいもの。〜
左京区一乗寺にアトリエ兼ショップを構える、フラワーアーティストの中野智仁さん。お客様ひとりひとりに合わせて花材の仕入れから始めるオートクチュールのフラワーアレンジメントやブーケづくりをはじめ、店舗のディスプレイ、イベント装飾など、花を通した表現活動を幅広く手がけています。仕事柄、水仕事も多いため手荒れ対策は必須で、いつも使っているのが、日本生まれのコスメティックブランド SHIROのハンド美容液です。
油分の多いハンドクリームだと作業しにくいのですが、これはベタつきのないウォータリーな質感で、肌にすっとなじみ、なめらかな手ざわりに。美容液の名のとおり、単なる乾燥対策だけではなくスキンケア効果が実感でき、毎日、出勤前と就寝前に欠かさずつけているそうです。愛用しているのはホワイトティーの香り。いつも花々の香りに囲まれて仕事をしている中野さんですが、爽やかな柑橘類と柔らかなお茶の香りがとけあう、昔から大好きなフレグランスです。
時を超えて愛せる、ホワイトティーの心地いい香り
そもそも中野さんがSHIROと出合ったきっかけは、もともと大好きだったホワイトティーの香り。学生の頃、あるホテルで館内に漂っていたアロマに心を奪われて知ったそう。ただ、当時はまだSHIROも生まれてなくて、探しても、その香りを商品化しているものが見つけられませんでした。そして数年後、またホワイトティーが香るホテルを訪れる機会があり、香りへの想いが再燃。花の仕事を始めてハンドケアが習慣になっていた中、調べたらこのハンド美容液が見つかり、以来ずっと愛用しています。今では他ブランドでもホワイトティーの香りの商品が見つかりますが、中野さんはSHIROがいちばんのお気に入り。おだやかで上品な香りは、時間や場面を問わず、いつ使ってもしっくりと心地いいそうです。
〈SHIRO(シロ)〉
ホワイトティー ハンド美容液(30g)税込3,080円
■1階 化粧品売場
香りにも保湿成分にも、自然の恵みをたっぷりと
ほかにも、さまざまな香りがそろうハンド美容液。ホワイトリリーは、リリー、ジャスミン、ローズといった花々のナチュラルで清潔感のある香り。サボンは、みずみずしい果実の甘さがとけあう、お風呂上がりのような透明感のある香りです。いずれも保湿成分として、酒かす、アロエベラ葉エキス、シア脂油を配合しています。酒かすは140年以上の伝統がある北海道の老舗造り酒屋 小林酒造のものを使用していて、ほのかに甘酒のような香りも。SHIROでは各地の生産者とともに、自然が育んだ素材の恵みを余すところなく引きだす製品開発に取り組んでいます。
〈SHIRO(シロ)〉
ホワイトリリー ハンド美容液(30g)税込3,080円
サボン ハンド美容液(30g)税込3,080円
■1階 化粧品売場
廃棄されるはずの素材も生かす、エシカルな取り組み
中野さんがSHIROを愛用しているのは品質のよさはもとより、環境や社会に配慮した企業倫理にも共感できるから。たとえば製品に使う自然素材は、通常なら廃棄されてしまうものを優先的に活用。北海道足寄町のラワンぶき(蕗の一種)は食用では規格外となる部位を。小豆島のオリーブは本来なら剪定して処分される葉っぱと枝を。徳島 木頭の柚子はジュース工場で捨てられるはずの皮を。先に記した酒かすもお酒をつくるときの副産物です。そのほか、フェアトレードの基準を満たした輸入素材の調達、動物実験を一切行わない製品づくり、パッケージレスの製品展開などに積極的に取り組んでいます。
また、化粧品には全成分表示の必要があり、よく知られている美容成分をたとえ1滴でも配合すれば表示できます。しかし、SHIROではそういったことをせず、厳選した素材の成分を中心に配合しており、正直で誠意のある姿勢が多くの人から支持されている理由のひとつ。小手先のごまかしをすることなく、十年後百年後まで続くものづくりをめざしています。
子供の頃から大丸京都店ファンで、それぞれの年頃ごとにお気に入りの売場があったという中野さん。今は定期的にハンド美容液を買いに行くのが楽しみで、小さいお嬢さんもよく連れて行くそうですが、いつの日か父娘でSHIROの化粧品を選ぶ日が訪れるかもしれませんね。
※本記事の内容・価格はホームページ掲載時の情報です。
予告なく売り切れ・価格変更・終了する場合がございますのでご了承ください。
※急きょ営業時間を変更または休業させていただく場合があります。最新の情報は大丸京都店サイトをご覧ください。
【フラワーアーティスト】中野 智仁
京都市在住。2017年3月、お客様に合わせて花材を仕入れてから商品をお作りする、完全フルオーダー・オートクチュール花屋ブランド「ASTONISH」を立ち上げる。2021年7月、ショップ/アトリエを一乗寺にオープン。個人のオーダーからディスプレイ、イベント装飾など、幅広く花を通した表現活動を手がけている。